プログラミング的思考は日常生活に役に立つ

日常生活にも役立つ、プログラミング的思考！

プログラミング的思考ってどんな思考？

プログラミングに必要なスキルを身につけるなら、まずはプログラミング言語からですよね。プログラムのコードを記述するためには、プログラミング言語がどうしても必要です。では、プログラミングの知識をとにかく詰め込んでおけばいいのかといえば実はそうでもなくて、プログラミングを身につける過程でどうしても必要になる「プログラミング的思考」がスキル習得のカギを握っているんです。プログラミング的思考力とは、自分の頭の中にあることをどうやったら実現できるのかについて理論的に考え、効率的な手段をあみ出すことです。思考力は効果的なトレーニングをすれば確実にレベルアップしていくので、プログラミングを学ぶのと同時にブラッシュアップしていきたいスキルです。

プログラミング的思考はあらゆる仕事に役立つ

プログラミング的思考って、プログラミングの世界だけでなく仕事全般に役立つスキルなんです。仕事をする上で生産性ってどうしても意識しなければならない要素です。生産性をアップさせるためには、業務をいかに効率化できるかを考える必要があるはずです。タスクが多ければ優先順位を決めますよね。もし、目につくタスクからとりあえず片付けるといったような無計画なやり方をしていたら、仕事の生産性を最適化することは難しくなってしまうでしょう。そこで活用したいのが、プログラミング的思考です。「たくさんのタスクを効率的に消化する」ということが解決すべき問題なら、そのためにどうすればいいのかを理論的に考え、タスクを並べなおすのです。
例えば、新たなサービスを開発して売り出そうとする2つの会社があるとします。1つ目の会社は、出てくるアイデアを片っ端から試してみることにします。アイデアを厳選することに時間を使うのではなく、どれかが当たるかもしれないという考えです。2つ目の会社は、出てきたアイデアの中から開発するサービスを厳選し、計画的にサービスを作り上げていきます。商品としてリリースするまでに時間がかかるのは後者のほうですが、しっかりとしたリサーチのもので実行されている計画なので効果が出やすいのです。

プログラミング的思考と日常生活の関係

プログラミング的思考は日常生活にも役立ちます。プログラミング的思考で物事の優先順位をパッと決められるようになると、時間の使い方が上手になるんです。空いた時間を趣味や勉強のために使えば、視野を広げたり知識を増やしたりできますよね。それがまた別の何かにつながっていけば、仕事の幅が広がるかもしれません。子どもであれば、学習面と生活面の両方において良い効果が期待できます。そう考えると、プログラミング的思考ってすべての人にとってメリットがある魅力的なスキルですよ。