「Java」が活躍する場面

Javaで作れるもの

これからプログラミング言語を学ぼうとしている人なら、Javaというプログラミング言語の存在は知っているかと思います。Javaはアプリ開発やシステム開発をはじめ、日常生活に関係する様々な開発に古くから使われているんです。現代でもっとも身近なものでいえば、Androidアプリの開発があげられるでしょう。公共インフラや金融系など、私たちの生活を支える機関の大規模システムにJavaが使われてきたのはよく知られた話です。活用事例をみていくと、幅広く日常生活のありとあらゆる場面はもちろん、果ては宇宙に至るまでJavaが使われていることを実感するはずですよ。

Javaといえばアプリ開発やシステム開発

Javaで開発されているものの中でも代表的なのが、Androidアプリです。Androidといえば、世界で圧倒的なシェア数を維持している人気のOSです。日本でも多くの人がAndroidスマートフォンを使っていますよね。Javaのスキルがあれば、世界中の人々が利用しているGoogle Playに公開できるAndroidアプリを作れるということなんです。ではシステム開発はどうかというと、Androidと同じく世界中に多くの利用者がいるTwitterもJavaで作られているんですよ。とにかく膨大な人数が世界中でTwitterを利用しているので、あるところで膨大なツイートを高速で処理するためのシステムに移行しなければなりませんでした。そこで採用されたのが、さまざまな大規模開発に使われてきたJavaでした。この他にも、大規模なECサイトや旅行サイト、掲示板などの開発にもJavaが使われています。

CGの世界でもJavaが活躍

映画やゲームなど、映像の世界でおなじみのCGにもJavaが使われています。Blu-rayの対話型コンテンツの開発においては、「Blu-ray Disk Java」という規格が採用されています。これによって、双方向のやりとりができるインタラクティブコンテンツを作ることができるんです。

日常から宇宙まで幅広く活躍

大企業の業務基幹システムや電気、ガスなどの公共インフラ、銀行などの大規模なシステム開発やNASAの宇宙開発など、さまざまな分野のシステム開発をJavaの技術が長く支えてきました。これらの大規模システムで扱うのは、機密性の高いデータばかりです。もしそれらのデータが漏洩しようものならば、計り知れないほどの害が広範囲におよんでしまいます。そんな重要なシステムの開発にもしっかり対応できる安定感がJavaの持つ強みでもあるんです。